-
本 大空へはばたこう~自立への挑戦~ 解説・資料版
¥1,320
この企画が動き始めたのは、2021年11月でした。テーマは「入所施設は必要なのか?」この問いに、これまで多くの専門家や福祉関係者、マスコミが様々な意見を言ってきました。しかし、そこには、知的障害当事者の声はありませんでした。この企画では知的障害者が実際に取材し、そこで感じた生の声を伝えることを大切にしました。 現在、日本には2000以上もの入所施設があり、そこにいる知的障害者は、およそ12万人。施設から地域移行をした人の数は、0人の入所施設が79%、1人が11・3%(2016年~17年・厚労省調査)。地域移行はほとんど進んでいません。その理由は、施設での支援が一番適切。退所者が増えると収入減になる。地域移行のためのノウハウがない。地域での居住の場が少ないなど、支援する側の都合が優先され、当事者の思いは無視されています。 この1年、入所施設が作られた歴史、そこで起きている人権無視、海外の状況などを取材してきました。その中で見えてきたのは、入所施設の存在そのものが問題なのだと。多くの入所者が集団でくらす中で、支援する人たちが優先するのは効率。それは、知的障害者を一人の人間とみていないことにもつながります。そこにはノーマライゼーションやインクルージョンの考え方がありませんでした。そして、多くの当事者が入所施設を出た後も心の傷に苦しんでいました。 後半では、入所施設を出た人、入所施設に入らなかった重度の知的障害者の人生を追いました。その中で強く思ったのは、周りの人たちの障害への理解が、その人の人生も変えてしまうことでした。 最初、考えていたのは、もっと短い映画でした。しかし、調査や取材を進めていく中で、入所施設の根深い問題、歴史まで踏み込まないと答えは出ないと考えました。そして、最終的にできたのが6章で構成したこの映画です。 すべての知的障害者が「大空へはばたき」、自分らしいくらしを実現する。その最初の一歩が「脱施設」です。 しかし、これは最初の一歩にすぎません。北海道のグループホームで起きた人権を無視する対応(結婚や同棲を望む人は不妊処置をする)は、知的障害者を一人の人間とは見ていません。入所施設とどこが違うのでしょうか? 本書には、「大空へはばたこう」の映画、インタビューに答えてくれた人たちが参加したシンポジウムでは語りきれなかったことを資料として収めました。 映像と言葉で表現する映画は、直接感情や雰囲気を感じてもらうことができます。しかし、時間の限られた映画では伝えきれなかったことが多くあります。映画を見た人が、もっと知りたいと思った時、いつでも映画を振り返り、私たちの伝えたいことが分かってほしい。そんな思いがあり、本書を作りました。 amazonからもお買い求めいただけます。
MORE -
DVD 大空へはばたこう~自立への挑戦~ 入所施設から地域へ
¥3,500
自立生活に向けた実践の記録です。 千頭雄介さん42歳。重度の知的障害で強度行動障害があります。2022年6月、入所施設にいる千頭さんが地域での自立生活に向けた1歩をふみ出しました。 行動がはげしくなり、受け入れてくれる施設が見つからず精神科病院を転々としていた千頭さん。病院ではベットに手足を拘束されたり24時間隔離されたといいます。 その後入所施設へ。しかし、千頭さんは地域でくらすことをあきらめませんでした。 どんなに障害が重くても地域でくらすことはできる。その実践の記録です。 ……………………………………………………………………………… 負の連鎖を断ち切るために 入所施設でくらしていた千頭さんが、1年半の間に11回の体験宿泊を重ね、地域でのくらしを始めることができました。 最初の頃は、新しい生活への不安や食事の時間を気にするなど、大きい声を出すことが多くありました。しかし、千頭さんの不安そうな表情や大声の奥にある気持ちを理解するにつれ、安心できる関係を作ろうとする支援者が増えました。最初の頃3人だった支援者が、今では経験者だけでなく、関われる人が増えました。 千頭さんの目を見張るような変化を間近に見る機会を得て、「どんなに障害が重くても、すべての人が地域で自分らしくくらす権利がある」と強く思いました。そのためには、千頭さんの行動特性を理解し、支援することが必要です。また国は地域で安心してくらせるための制度を充実させる責任があります。どこも引き受けてくれない2年間、精神科病院を転々としていた千頭さんが、今では支援者と身振り手振りで自分の感情を伝え合い、休日は電車に乗って外出し、お店で自分の好きなものを注文して、食事ができるようになりました。 今、日本には12万人の知的障害のある人が入所施設でくらしています。中には、何十年もくらしている人もいます。そして、入所施設やグループホームなどでの虐待件数は、高齢者施設の7倍以上もあります。その中でも、知的障害のある人が最も多く虐待を受けています。強度行動障害を併せ持つと言われている知的障害のある人も、元をたどれば、自分の要求を理解してもらえなかったことが、暴力につながった可能性は少なくありません。虐待を受けたストレスが原因で要求が増え、虐待の引き金になる。そんな負の連鎖を断ち切るために今、必要なことは何か? それは、一人ひとりにあった支援の制度を作ることです。国が進めようとしている「強度行動障害のある人はグループホームへ」との方針は、見直すべきです。今グループホームでも虐待が多い場所になっています。まず様々なくらし方を考えること。そして一人ひとりに合わせた支援の制度を構築することが重要です。 創思苑理事長 林 淑美 ……………………………………………………………………………… <見た人のコメント> 千頭さんの記録に感動しました。 パンジーがこのような形で「支援困難」な方への自立に向けた取り組みをしている事に拍手を送り、共に生き難さを抱えている仲間たちの地域での生活をつくる営みに連帯します。職員の頑張りに明日への希望を抱きました。 千頭さんの目を見張るような変化を間近に見る機会を得て、「どんなに障害が重くても、すべての人が地域で自分らしくくらす権利がある」と強く思いました。 社会福祉法人同愛会 高山和彦 ナレーション:前岡莉乃 監督:小川道幸 プロデューサー:林 淑美 制作・著作:パンジーメディア/社会福祉法人創思苑 発売・販売元:パンジーメディア 定価 3500円(税込) ライブラリ―価格 30000円(税込) 2024年制作 本編:54分 郵便局の払込用紙でのお支払い、ライブラリー価格でのご注文、その他ご要望がある場合は、下記アドレスからの注文をお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
DVD『ひとりの人間として~ともに語り合った5日間。そして始まるあたらしい一歩~』
¥2,500
ドキュメンタリー映画 ピープルファースト Vol.2 世界の仲間は、 日本の知的障害者がこれから進んでいく道を示してくれました 2023年10月。第28回ピープルファースト大会を大阪で開きました。参加者は1272名。大会のテーマは「入所施設をなくそう!」。海外から当事者リーダーを招きました。京都・横浜・東京でも海外ゲストの人たちと「脱施設」をテーマに集会を開きました。入所施設に反対する仲間が増えたと感じました。 東京では、国会議員の人たちに「早く施設をなくそう」と訴えました。私たちが声をあげていかないと入所施設はいつまでたってもなくなりません。 これで終わりじゃない! 世界から入所施設をなくすために、つながっていきます。 第28回ピープルファースト大会in大阪 実行委員長 山田 浩 ……………………………………………… 私はニュージーランドの入所施設で育ちました。私は入所施設で人間ではありませんでした。入所施設は障害者権利条約第19条を守っていません。誰もが、どこに誰とどのように暮らすかを選ぶ権利があります。 今こそ良い方向に変える時です。入所施設のもたらす被害について声を上げ続けましょう。 一緒にやれば、私たちは強くなり変化を起こすことができます。強くあれ。 サー・ロバート・マーティン(国連の障害者権利委員) 1974年、カナダで入所施設の閉鎖を目的にピープルファーストの活動が始まりました。そして私たちは、政府に資金を出すよう要望し、施設にいる人たちの地域移行の取り組みをしてきました。すべての人が入所施設ではなく、地域で暮らすためにはやるべきことがたくさんあります。 コリー・アール(ピープルファースト オブ カナダ) 私は、障害がある人、ない人の線引きのない世界を夢見ています。 スウェーデンでは2000年1月にすべての入所施設が閉鎖されました。みんなで声を上げ、社会に働きかけることが大切です。私たち一人ひとりは小さなアリのような存在かもしれませんが、小さなアリがたくさん集まればとても強くなります。 エミリー・イェクストランド・ムティエン(グルンデン協会副理事) スペシャルサンクス: サー・ロバート・マーチン(国連障害者権利委員) コリー・アール(ピープルファースト オブ カナダの元代表) エミリー・イェクストランド・ムティエン(スウェーデン グルンデン協会副理事) ロニー・シオネ(ピープルファースト・ニュージーランドの代表) オーラ・ムティエン(スウェーデン 全国グルンデン協会元理事長) ヅン・ユツン(インクルージョン・台湾 会長) 語り:山田浩 ナレーション:前岡莉乃 ボイスオーバー:小川道幸・辰己正一・中谷利佳・田邊剛志・奥園幸聡 撮影:折笠貴 音声:古茂田耕吉 制作・著作:パンジーメディア/ピープルファーストジャパン 監督:小川道幸 プロデューサー:林淑美 上映時間:45分 一般価格:¥2,500(税込) ライブラリー価格 ¥25,000(税込) 郵便局の払込用紙でのお支払い、ライブラリー価格でのご注文、その他ご要望がある場合は、下記アドレスからの注文をお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
DVD『大空へはばたこう~自立への挑戦~ シンポジウム編』
¥3,500
2023年に制作されたドキュメンタリー映画『大空へはばたこう~自立への挑戦』に登場した5人。彼らの思いがシンポジウムを通してさらに深まりました。どうすれば、入所施設をなくせるのか。 「シンポジウム編」には、その鍵となる問いに向き合う姿と熱いメッセージが収録されています。 2023年6月、東大阪市で知的障害者、保護者、研究者、入所施設職員、地域の支援者の視点から、日本の知的障害者の現状と課題について考えたシンポジウムが開かれました。誰もが共に歩むための一歩として、必見の作品です。 当事者や家族、支援者が抱く願いについて、深く掘り下げた議論が展開されます。また、なぜ他の国に比べて「知的障害者の自立」が進まないのか。 そして、地域での自立や社会参加の実現に向けて、どのような取り組みが必要かについて語られます。最後には、山田浩が「入所施設は、なくさなあかん。みんなでやりましょう!」と熱く呼びかけました。 <シンポジスト> 久保厚子 (保護者) 全国手をつなぐ育成会連合会会長(当時) 鈴木 良 (研究者) 同志社大学社会学部教授 大黒哲史 (入所施設職員)大阪府立砂川厚生福祉センター 山田 浩 (知的障害当事者) ピープルファーストジャパン 林 淑美 (地域の支援者)社会福祉法人創思苑 理事長 <ファシリテーター> 小川道幸 映画監督 監督:小川道幸 郵便局の払込用紙でのお支払い、その他ご要望がある場合は、下記アドレスからの注文をお願いします。 また、ライブラリー価格は30,000円(税込)となります。その場合も下記からのご注文をお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
本『かかわりの手がかりをさぐる 地域にくらす知的障害・自閉の人たちのそばで』
¥1,650
さまざまな生きにくさの中で二次的に発生する、障害をもつ人たちの「問題となる行動」…。 「専門性は日常の中で」のコトバを支えに、かかわりのあり方をさぐり続けた実践からこの本は生まれました。 そのエッセンスは、知的障害のある人にかかわる人たちにはもちろん、子どもとのかかわりに悩んでいる親や、保育所で働く人たちにも、大切な気づきをもたらしてくれます。 中新井澪子【著】 社会福祉法人 創思苑 パンジーメディア【企画編集】 [出版]生活書院 [ISBN]978-4-86500-159-4 [判型]46判並製 [頁数]160頁 【目次】 はじめに 中新井澪子 パンジーについて 林 淑美 PART1 心の居場所 落ち着かないのではなく、落ち着けない!? 心の居場所 素材あそびで世界を拡げる 生きていく形を教える 問題になっている行動 親離れ、子離れ 1 親離れ、子離れ 2 PART2 言葉とコミュニケーション 「言葉さえ出れば」 言葉を使うのが下手な人とのかかわり おうむ返し(エコラリア)について 言葉のキャッチボール(会話) 1 言葉のキャッチボール(会話) 2 言葉のキャッチボール(会話) 3 コミュニケーションにおける「ずれ」について PART3 からだ・いのちのこと 身体のサインを読みとる力 食べること、出すこと、寝ること 楽しく、美味しく食事するためのかかわり オシッコの話 便秘の話 眠りたい、寝られない 1 眠りたい、寝られない 2 好きなことをする時間 「昔話」に見る生きる力 不眠体験 PART4 問題行動と安心感 もう一度「問題になっている行動」を考える 本当の要求を分かってほしい 要求することへの葛藤と躊躇 人に対する安心感 好きな人や楽しい経験をいっぱいに 「なかあらいせんせい」 躊躇なく人に依存できるということ PART5 「加齢」について 人生は常に右肩上がりではない 「加齢」と感覚の変化 食事と嚥下 中新井先生のこと 林 淑美 できるだけそばにいて 滝川峰子 おわりに 中新井澪子 amazonから購入することもできます。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/486500159X/ref=ox_sc_act_title_1?smid=AN1VRQENFRJN5&psc=1
MORE -
DVD『大空へはばたこう~自立への挑戦~』
¥3,500
取材をすすめていくにつれ、入所施設は、なくすべきだと強く思いました。「ぼくたちは、一人の人間として地域で自分らしく生きる」 取材:山田 浩(知的障害当事者) 「大空へはばたこう ~自立への挑戦~」を制作して 監督:小川道幸 この企画が動き始めたのは、2021年11月でした。テーマは「入所施設は必要なのか?」。この問いに、これまで多くの専門家や福祉関係者、マスコミが様々な意見を言ってきました。しかし、そこには、知的障害当事者の声は、ほとんどありませんでした。この企画で大切にしたのは知的障害者が実際に取材し、そこで感じた生の声を伝えることです。 この1年、取材を通して見えてきたのは、入所施設の存在そのものが問題なのだと。多くの入所者が集団で暮らすなかで、支援する人たちが優先するのは効率。それは、知的障害者を一人の人間としてみていないことにもつながります。そこにはノーマライゼーションの考え方がありませんでした。そして、多くの当事者が入所施設を出た後も心の傷に苦しんでいました。 すべての知的障害者が「大空へはばたき」、自分らしいくらしを実現する。それは入所施設を出ることです。しかし、これは最初の一歩にすぎません。 第1章 入所施設がなぜ作られたのか 第2章 入所施設の中で何が起きていたのか 第3章 入所施設、世界では・・・ 第4章 入所施設から地域へ 第5章 入所施設に入らない選択 第6章 入所施設のない社会へ [バリアフリー対応] DVDのメニュー画面で、バリアフリー音声ガイド、バリアフリー字幕を選択可能です。 取材:山田 浩 ナレーション:前岡莉乃 協力:久保厚子、鈴木 良、大黒哲史、髙山和彦、池下沙佑里、林 淑美、アンデシュ・ベルグストン、ロバート・マーチン、全国手をつなぐ育成会連合会、大阪府立砂川厚生福祉センター、社会福祉法人同愛会、グルンデン協会、社会福祉法人創思苑 監督:小川道幸 プロデューサー:山田 浩、辰己正一、林 淑美 制作・著作:パンジーメディア 郵便局の払込用紙でのお支払い、その他ご要望がある場合は、下記アドレスからの注文をお願いします。 また、ライブラリー価格は30,000円(税込)となります。その場合も下記からのご注文をお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
DVD『ヒマラヤの青い空と白い雪がくれたもの』
¥3,000
『7人の知的障害者がヒマラヤに挑んだ物語』 ヒマラヤの8000m峰・アンナプルナ。そのベースキャンプ(4200m)への6日間。彼らを持ち受けていたのは、想像をはるかに超えたヒマラヤの厳しい自然でした。次々におそいかかる試練に7人はどう立ち向かうのか、そこには仲間たちとの強いきずながありました。夢はかなう。どんなに障害がおもくても。 『ヒマラヤに挑戦した7人の知的障害者が教えてくれた』 ヒマラヤに挑戦する2年半前、一人の知的障害者から「僕たちもエベレストに登れますか」と聞かれた。そして翌月、彼らは山岳部を作った。その時から始まったヒマラヤへの挑戦。 作品はドキュメンタリーだけれどナレーションはない。また、音楽は言葉のないオリジナルの歌を使った。この作品では、知的障害を持つ人をできる限り何のフィルターも通さず見て欲しい。何の先入観も持たずに感じて欲しい。編集していた10カ月の間、この問いと向き合った。そして生まれたのがこの作品だ。試写会で「こんなに障害の重い人がヒマラヤに登れるのだろうかと思った。ところが日に日にみんなが変化していく。そして、最後には誰が障害者か健常者かの区別はなくなった。みんな一人の人間なんだ」という感想が寄せられた。 見た人が何を感じ、そこから何を発見するのか自由だ。できれば、7人の姿からこれまでとは違う知的障害者への眼差しを見つけて欲しい。 監督 小川道幸 『キャスト・スタッフ』 7人の知的障害者: 有光一仁/伊藤恭介/川西秀機/豊田瑛一/菜嶋亮太/野々口文彦/山田 浩 監督:小川道幸 プロデューサー:林 淑美 支援者:明石雅光/太田秀樹/北田 徹/城戸美織/中村保博/山本俊作 音楽:松田美緒 撮影:折笠 貴 音響効果:増子 彰 音楽録音:森 崇 映像技術:居川貴実晃 サウンドミキサー:達林正幸 制作協力:シャングリラツアー/ラグー・カドゲ/大河原由紀子/グループ アンダリン/東京サウンドプロダクション/スタジオWELT 制作・著作: パンジーメディア/社会福祉法人創思苑 HP https://pansymedia.com/movie/mov01.html facebook https://www.facebook.com/pansymedia.himaraya オンライン配信 https://vimeo.com/ondemand/himaraya 予告編もご覧いただけます。 郵便局の払込用紙でのお支払い、その他ご要望がある場合は、下記アドレスからの注文をお願いします。 また、ライブラリー価格は17,600円(税込)となります。その場合も下記からのご注文をお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
DVD『自分らしく地域でくらす』
¥2,500
どんなに障害が重くても、人は幸せになることができる。そして、誰もが、その可能性を持っている。そのことを、3人の知的障害を持つ人たちが、教えてくれました。 「自分らしく地域でくらす―どんなに障害が重くても、人は幸せに生きることができる」 Disc1 ふたりの知的障害者 -地域でくらすことの意味 東大阪市の住宅街にある公園。ここで同じ時期に遊んでいた2人の少年がいました。山本博さんと大川誠さん。2人とも重い知的障害をもっていました。 13歳の時、運命は2人の人生を大きく分けます。ひとりは入所施設へ、もうひとりは、地域でくらしつづけます。 それから25年。2人は再び巡り合います。そして、同じ道を歩み始めます。東大阪の同じ地域で育った2人が歩んできた、それぞれの人生をみつめます。 Disk2 健司は健司のままでいい -みつけた 自分のいばしょ 重度の自閉症のある上田健司さんは、行動障害もあわせもっています。そのため、グループホームだけでなく、入所施設もことわられました。行き場のなくなった上田さんが、最後にたどり着いたのは「パンジー」でした。 パンジーに通いはじめて半年後、グループホームでくらす挑戦をします。どうすれば、重い障害の人が地域でくらすことができるのか。上田さんの自立への挑戦は、職員の考えも大きく変えました。上田さんは、どんなに障害が重くても、自分らしく地域でくらすことができることを伝えてくれています。 DVD価格 2500円(税込) 郵便局の払込用紙でのお支払い、その他ご要望がある場合は、下記アドレスからの注文をお願いします。 また、ライブラリー価格は17,600円(税込)となります。その場合も下記からのご注文をお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
DVD『生きることへの支援 ー知的障害者へのセクシュアリティ講座ー』
¥2,500
●知的障害があっても人を好きになっていい、人を愛していい、いっしょに暮していい。そんな「あたりまえ」を考えます。 知的障害のある人たちも、私たちと同じように夢や希望を持っています。しかし、周りの人達の許容する範囲の内でしか認められてこなかった歴史があります。性や結婚については、なおさらです。いまだに「寝た子を起こすな」の理論がまかり通っています。「知的障害があっても、人を好きになっていいんだよ。人を愛していいんだよ。一緒に暮らしていいんだよ」のメッセージを伝えたい。職員には、そんな当事者をわくわくしながら楽しんで支援してほしいという思いで、セクシュアリティ講座を企画しました。 ぜひこのDVDを見てください。知的障害を持つ人たちが充実した「生=性」を生きられる社会をみんなで作っていきましょう! 講師: 黒瀬久美子 思春期・こころ&カラダ・性の相談「ハートブレイク」代表 黒瀬清隆 「ハートブレイク思春期研究所」所長 監督:小川道幸 プロデューサー:井道寛哉/樋口廣 制作・著作:パンジーメディア/社会福祉法人創思苑 製作:2022年 ・・・【Disk1】・・・ あなたは性について知っていますか? 「セクシュアリティを学ぶ」 第1章 「好き・恋・愛」に出会おう 第2章 自分のことを知る 相手のことを知る 第3章 はじまりは みんな女性 第4章 自分でがんばって生まれる ・・・【Disk2】・・・ あなたは恋愛について知っていますか? 「人との出会いを学ぶ」 第1章 好き・恋・愛 男と女の関係は・・・ 第2章 自分を知ることからはじめる 第3章 どんな人が好き? 第4章 恋愛 12のステップ DVD(2枚)72分 郵便局の払込用紙でのお支払い、その他ご要望がある場合は、下記アドレスからの注文をお願いします。 また、ライブラリー価格は17,600円(税込)となります。その場合も下記からのご注文をお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
DVD『みんなに伝えたいこと』~ピープルファースト25年のあゆみ~
¥2,500
ピープルファースト! わたしたちは障害者である前に人間だ! 日本の知的障害者がピープルファーストに出会ったのは1991年、アメリカから来日した知的障害を持つ当事者コニーとその支援者バーバラでした。生き生きと自分のことを決めているコニーと、支援者のバーバラの対等な関係に衝撃を受けます。 第1回の大会が開かれたのは1994年。そして、昨年11月に大阪で第25回ピープルファースト大会が開催されました。映像は、カナダで初めてピープルファーストを体験した知的障害当事者、生田進さんの「長いようで短かった25年やなあ。わしは、このピープルファーストに出会っていなかったら何も知らんでいた。ピープルファーストがどうやって生まれたのかをしってほしいんや」の語りとともに、25年のあゆみをふり返ります。 最初のころから関わっている東京の佐々木信行さんは「ピープルファーストは、ぼくの生きていることの、もう一部になっている」と語ります。そして、北海道の土本秋夫さんは「ずっと気持ちをまげないでやってもらいたいな。障害者である前に一人の人間として、差別されないこと。自分を信じること、仲間を信じること、まわりの人たちも信じること」と、次世代の人に思いを伝えます。 25年間つづけてきた活動の重みと当事者の思いが伝わる作品に仕上がっています。 監督:小川道幸 プロデューサー:林淑美 語り:生田進 ナレーション:吉田和美 撮影:折笠貴 / 池辺昌史 / 西野貴善 リサーチ:福岡挙 制作協力:ピープルファーストジャパン 資料提供:現代書館 / 社会福祉法人同愛会 制作・著作:パンジーメディア / 社会福祉法人創思苑 HP https://pansymedia.com/movie/mov02.html facebook https://www.facebook.com/pansymedia.pf25 オンライン配信 https://vimeo.com/ondemand/pf25 予告編もご覧いただけます。 郵便局の払込用紙でのお支払い、その他ご要望がある場合は、下記アドレスからの注文をお願いします。 また、ライブラリー価格は17,600円(税込)となります。その場合も下記からのご注文をお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
DVD『あいむはっぴぃ! と叫びたい: 知的障害者の自立をめざす「パンジー」の挑戦』
¥2,700
特設サイト https://www.pansyfilm.com/ 自立して暮らすことが難しいと言われてきた、 知的障害を持つ人たちの物語です 知的障害を持つと言われる人は、現在日本で60万人以上もいます。彼らは社会の中で自立して暮らすことが難しいと言われてきました。そのため、多くの人が親元や入所施設で暮らすことを強いられています。しかし、それは彼らの本当の思いなのでしょうか? 大阪のとある街に、施設や親元から離れ自立している人たちがいます。彼ら彼女らはどんな日々を送っているのでしょうか? それぞれの物語が始まります。 「自立して地域で暮らす」 その実現に挑んでいる人たちがいます 知的障害を持つ人でも、「自分で決め、普通に暮らすことができる」その難しい課題に長く取り組んでいる人たちがいます。そこには「障害者も一人の人間」という強い思いがありました。 「知的障害を持つ人が自立して地域で暮らす」その実現に挑んでいる人たちの日々を、この映画は見つめています。 監督:小川 道幸 プロデューサー:林 淑美 出演:パンジーのみんな 題字:山崎 勲 語り:佐倉 萌 撮影:濱野 実 音響効果:増子 彰 取材協力: 「ピープルファースト大会in兵庫」実行委員会/東大阪市立縄手南中学校/すみれ会(パンジー保護者会)/セブン-イレブン菱江店/ドン・キホーテ パウ新石切店/NPO法人 TRE Japan 制作協力:グループアンダリン 制作・著作:社会福祉法人 創思苑 時間 78分 製作年 2016年 価格 2,700円 (税込) 郵便局の払込用紙でのお支払い、その他ご要望がある場合は、下記アドレスからの注文をお願いします。 また、ライブラリー価格は17,600円(税込)となります。その場合も下記からのご注文をお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
本『あいむはっぴぃ! と叫びたい: 知的障害者の自立をめざす「パンジー」の挑戦』
¥1,500
・私たちは「しょうがいしゃ」であるまえに人間です ・私たちのことは親や職員が決めるのではない ・私たちのことは私たちが決めます ドキュメンタリー映画 『あいむはっぴぃ!と叫びたい クリエイティブハウス「パンジー」の挑戦』から生まれた もうひとつのエピソード 映画のホームページ https://www.pansyfilm.com/ クリエイティブハウス「パンジー」は、知的障害を持つ人たちがどんなに障害が重くても地域で普通に暮すことを支援する事業所です。そのパンジーで活動する当事者の姿を知ってほしい。たとえ知的障害を持っていても、だれもが生き生きと暮せることを伝えたいと、ドキュメンタリー映画を作りました。その映画の製作過程で当事者のインタビューや、手記がたくさん集まりました。そこには、映画だけでは伝えきれなかったドラマがあったのです。この本は、そんなみんなの思いや叫びを残したい、もっと多くの人たちに届けたいという願いから作られました。 〈もくじ〉 第1章 はじまりは1980年代 第2章 自立の家「つばさ」 第3章 仲間と暮らす 第4章 つばさを広げる 第5章 新しい出会い 第6章 自信を持とう 第7章 当事者も支援者も共に 第8章 自由を求めて 第9章 挑戦することの難しさ 第10章 麻窪みどりさん 第11章 大空に羽ばたく・終わりのない道 第12章 あいむはっぴぃ!と叫びたい 発売日 : 2016/9/20 ISBN-10 : 4772612912 単行本 : 222ページ ISBN-13 : 978-4772612913 出版社 : 合同出版 郵便局の払込用紙でのお支払い、その他ご要望がある場合の注文は下記アドレスからお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
DVDBook『私の歴史スペシャル~差別や偏見をのりこえて~』
¥1,500
きぼうのつばさ「私の歴史」に出演した21人の仲間。 自分の言葉で自分の歴史を語っています。 郵便局の払込用紙でのお支払い、その他ご要望がある場合の注文は下記アドレスからお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
『闇の王 入所施設からのだっしゅつ〈完全版〉』きぼうのつばさ・セレクトDVD
¥700
知的障害を持つ人がドラマに挑戦。闇(やみ)の王が運営する入所施設で虐待を受けている入所者。ある日、ピープルファーストに出会い、闇の王に立ちむかう。はたして入所施設から脱出することはできるのか。前・後編を収録した完全版。 時間:22分 郵便局の払込用紙でのお支払い、その他ご要望がある場合の注文は下記アドレスからお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
『私の歴史シリーズ 土本秋夫編 差別と虐待をのりこえて』きぼうのつばさ・セレクトDVD
¥700
北海道で暮らす土本秋夫さん。いつも知的障害をもつなかまを思い、社会にうったえ、こうどうしています。そんな土本さんが、小学校時代、はたらきはじめたころのたいけんを語ります。思いもよらないまわりのことばにきずつき、そしてけつだんしたこと。なかまにつたえたい、支援者につたえたい土本さんの思い。前・後編収録した完全版。 時間:23分 郵便局の払込用紙でのお支払い、その他ご要望がある場合の注文は下記アドレスからお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
『はじめての旅 ネパール』きぼうのつばさ・セレクトDVD
¥700
2017年10月、知的障害を持つ人たち9人と支援者10名でネパールに 旅立ちました。ネパールの雄大な自然と、伝統や文化に触れ、 そして現地の知的障害を持つ人たちとの交流。 旅を通じて、かけがえのない経験をしました。 郵便局の払込用紙でのお支払い、その他ご要望がある場合の注文は下記アドレスからお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
『だれもがふつうにいきいきと』きぼうのつばさ・セレクトDVD
¥700
【どんなに障害がおもくても地域でふつうにくらす】 3回にわたる「地域でくらそう」シリーズを1枚のDVDにしました。 郵便局の払込用紙でのお支払い、その他ご要望がある場合の注文は下記アドレスからお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE -
きぼうのつばさ バックナンバー
¥500
インターネット番組『きぼうのつばさ』のバックナンバーDVDをお届けします。 2016年9月の開局以来、毎月第4金曜に配信しています。 DVDは、配信日翌日から最新回の注文が可能です。 ※購入時の「備考欄」に、ご希望の回を記入ください。 ラインナップ https://pansymedia.com/broadcaster/all_list.html 1枚:500円 希望する枚数分をカートに入れてください。 郵便局の払込用紙でのお支払い、その他ご要望がある場合の注文は下記アドレスからお願いします。 https://forms.gle/wjibv4MBhV7jfZ838
MORE