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DVD 大空へはばたこう~自立への挑戦~ 入所施設から地域へ

¥3,500 税込

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自立生活に向けた実践の記録です。
千頭雄介さん42歳。重度の知的障害で強度行動障害があります。2022年6月、入所施設にいる千頭さんが地域での自立生活に向けた1歩をふみ出しました。

行動がはげしくなり、受け入れてくれる施設が見つからず精神科病院を転々としていた千頭さん。病院ではベットに手足を拘束されたり24時間隔離されたといいます。
その後入所施設へ。しかし、千頭さんは地域でくらすことをあきらめませんでした。
どんなに障害が重くても地域でくらすことはできる。その実践の記録です。
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負の連鎖を断ち切るために  
入所施設でくらしていた千頭さんが、1年半の間に11回の体験宿泊を重ね、地域でのくらしを始めることができました。
最初の頃は、新しい生活への不安や食事の時間を気にするなど、大きい声を出すことが多くありました。しかし、千頭さんの不安そうな表情や大声の奥にある気持ちを理解するにつれ、安心できる関係を作ろうとする支援者が増えました。最初の頃3人だった支援者が、今では経験者だけでなく、関われる人が増えました。
千頭さんの目を見張るような変化を間近に見る機会を得て、「どんなに障害が重くても、すべての人が地域で自分らしくくらす権利がある」と強く思いました。そのためには、千頭さんの行動特性を理解し、支援することが必要です。また国は地域で安心してくらせるための制度を充実させる責任があります。どこも引き受けてくれない2年間、精神科病院を転々としていた千頭さんが、今では支援者と身振り手振りで自分の感情を伝え合い、休日は電車に乗って外出し、お店で自分の好きなものを注文して、食事ができるようになりました。
今、日本には12万人の知的障害のある人が入所施設でくらしています。中には、何十年もくらしている人もいます。そして、入所施設やグループホームなどでの虐待件数は、高齢者施設の7倍以上もあります。その中でも、知的障害のある人が最も多く虐待を受けています。強度行動障害を併せ持つと言われている知的障害のある人も、元をたどれば、自分の要求を理解してもらえなかったことが、暴力につながった可能性は少なくありません。虐待を受けたストレスが原因で要求が増え、虐待の引き金になる。そんな負の連鎖を断ち切るために今、必要なことは何か?
それは、一人ひとりにあった支援の制度を作ることです。国が進めようとしている「強度行動障害のある人はグループホームへ」との方針は、見直すべきです。今グループホームでも虐待が多い場所になっています。まず様々なくらし方を考えること。そして一人ひとりに合わせた支援の制度を構築することが重要です。 
   創思苑理事長 林 淑美
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<見た人のコメント>
千頭さんの記録に感動しました。
パンジーがこのような形で「支援困難」な方への自立に向けた取り組みをしている事に拍手を送り、共に生き難さを抱えている仲間たちの地域での生活をつくる営みに連帯します。職員の頑張りに明日への希望を抱きました。
千頭さんの目を見張るような変化を間近に見る機会を得て、「どんなに障害が重くても、すべての人が地域で自分らしくくらす権利がある」と強く思いました。
   社会福祉法人同愛会 高山和彦

ナレーション:前岡莉乃
監督:小川道幸
プロデューサー:林 淑美
制作・著作:パンジーメディア/社会福祉法人創思苑
発売・販売元:パンジーメディア 
定価 3500円(税込)  ライブラリ―価格 30000円(税込)
2024年制作  本編:54分

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